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ウェブスター25歳、職業 警備員、兼 中学生。
2012-02-15 Wed 23:32
このブログに時々登場する、私の住むゲストハウスの警備員、ウェブスター。
昨日の夜も、コーラを飲みながらおしゃべり。
彼は夜に警備員の仕事をしながら、昼間は学校に通っていました。グレード9っていうから、日本でいう中学3年生。
この前、年度末の進級試験があったって言ってたから(ザンビアではこの試験に受からないと進級できない)、結果はどうだったのか聞いてみました。
「シマ~!受かったよ!今年からグレード10だよ!」
つまり彼は無事、中学校を卒業できて、高校に進学することができた、ということ。おめでとう!

ウェブスターは24~25歳くらいかな?そもそも、どうして大人の彼が中学生に混じって今更勉強してるの?
彼とは、もうかなり仲良しなので、聞いてもかまわないと思って尋ねてみました。

***********

僕は今、カロモの町に住んでいるけど、もともとはブッシュの中の小さな村に住んでいたんだ。
家族はそこで畑仕事と、牛を飼って生活していた。
ブッシュの中では、現金を得るのは難しい。でも僕の両親はなんとか学費を工面して、学校に行かせてくれていたんだ。
僕がグレード7(中学1年生)の時、進級試験に落ちた。
両親は次の年も授業料を工面してくれて、進級試験を受けるお金も払ってくれて、そして僕はまた失敗した。
そして僕は、学校を止めた。
僕は畑仕事をやるようになり、他は特に何にもせずに暮らしていた。
そして結婚した。

あるとき、すごく寒い年があった。畑の作物が全部ダメになり、牛も疫病にかかってみんな死んでしまった。
村で食べていけなくなった僕たちは、カロモの町に出てきた。
はじめは、人に紹介してもらった単発の仕事をその都度やって、なんとか食べていた。
そして縁あって、ここで警備員として働くことになった。
そして、考えるようになったんだ。
このままでは、家族を十分に食べさせて、子供をみんな学校へやることはできない。
もっと稼がなくちゃダメだ。
でも、僕はきちんとした教育を受けていない。なれる職業も限られている。
その時、「学校に戻ろう」という考えが浮かんだんだ。
それまではそんなこと、ちっとも考えなかった。その時初めて、思ったんだ。
それで、ワイフにその考えを話したんだ。
そうしたら、彼女も「それは、とてもいい考えよ」と賛成してくれたんだ。

また勉強するのは、すごく大変だったけど、必死に頑張ったよ。
試験期間の1ヶ月は仕事を休みにしてもらって、代わりにワイフが臨時の仕事を見つけて稼いでくれて、僕が試験に集中できるようにしてくれたんだ。

*************

ウェブスターの将来の夢は、メールナース(男性看護士)になることなんですって。
いいんじゃない?ナミアンガのクリニックはもっと大きくなりそうだし。そうなると、人材も必要でしょうから。
応援してるよ!

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