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ルサカ、タウンのSOWETOマーケット
2012-03-25 Sun 14:44
私のルサカ滞在中に、私の任地、ナミアンガのアリック君から電話がありました。
「ルサカでフットボールのブーツ(サッカーシューズのこと)を買ってきて」
アリック君は去年の11月にセカンダリースクール(日本の高校にあたる)を卒業して、まだ仕事も進学もせずに、毎日もっぱら地元のチームでサッカーをしています(ニート?)。
ザンビアでは、首都の物価は安く、地方にいけばいくほど流通費が上乗せされて、物価は高くなります。そしてカロモ(ナミアンガの最寄の町)のマーケットでは、そもそもサッカーシューズなんて売っていないと思う。

まずマンダヒル・ショッピングモールをチェックしてみました。
ルサカにはショッピングモールが3ヶ所あって、大型スーパーマーケットやブティックが軒を連ね、日本の郊外型ショッピングセンターみたいな感じ。ブランド品なんかはさすがに無いけれど、私達が必要なものはだいたい揃います。
サッカーシューズもありました。アディダス、ナイキなどお馴染みのブランドで、お値段は400,000クワチャから 700,000クワチャといったところ。日本円換算でだいたい6500円から12000円。もう1軒ではもう少し安い312,000クワチャ(約5000円)のものが1足売っていました。
ところが、電話で聞いたアリック君の予算は100.000クワチャ(1600円)。う~ん。
JICAボランティア御用達のタクシードライバー、ニコラスに「安いサッカーシューズってどこで買えるかなあ?」と聞いてみると、「SOWETOマーケットに行け」

SOWETOマーケットは、ルサカの下町、タウン地区にあります。タウンでは道路の両脇にずらっと路上商売人が並び、いわばそのエリア一帯が全部フリーマーケット状態。野菜や果物などの食料品、衣料品、アクセサリー、バッグ、CDやDVD。セカンドハンドの洋服や靴が山積みになって売られていて、靴下やブラまでも。「どれでも5ピン(5000クワチャ=80円)!5ピン!」「さあ~10ピン(10,000クワチャ=160円)!10ピンだよ!!」と大声が飛び交い、人と車でごった返す、ザンビア庶民の市場です。
ただ、このエリアでスリや強盗の被害にあったJICAボランティアもいて、JICA事務所からは「なるべく行かないように」と言われている地域でもあります。
SOWETOマーケットはミニバスターミナルの裏にある一画。行っても大丈夫かな~、ちょっとコワいな~~と思いつつも、知らない場所への好奇心に逆らえず、いざ、行ってみることに。ホントに危なそうだったら、引き返してくればいいんだし。

ミニバスでそのすぐ前のターミナルに着くはずが、ちょっと離れた別のターミナルで降ろされてしまいました。
バスの乗客で、ラップトップを抱えた兄ちゃんに「シティターミナルまで行きたかったんだけど・・」と聞くと、彼もそこへ行くところで、「カム!」とついでにマーケットまで案内してくれました。
「ここがSOWETOマーケットの入口だ」と連れていってもらったところは、意外なことに屋根のある商店街になっていました。中野サンモールみたい。青空マーケットをイメージしていたのに。ただ、色の白い人は私だけ。マンダヒルは外国人だらけだけど、ここでは私ひとり!あとはみ~んなザンビア人。ハナちゃんに言われたとおり、長袖長ズボンにパーカのフードをかぶって、ぱっと見、目立たないようにしてきて良かった・・。外国人がこういう場所で目立つのは、スリや強盗に襲って下さいと言っているようなものです。しかもひとりだし。

左右に並んでいるのはセカンドハンドの店。それも靴が圧倒的に多い。セカンドハンドとはいえ、商品にするためにどれもピカピカに磨かれ、きれいにディスプレイされていて、状態は結構良さそうです。
店ごとに、スニーカー、女物のブーツ、トレッキングシューズ・・・とそれぞれ専門があるらしく、少しいったところにサッカーシューズの専門店も発見!
「マダーム、どんなタイプが欲しいんだ?サイズは?」
店のおじさんに、まず、手近にあったシューズの値段を聞くと、「250,000クワチャ(4000円)」
セカンドハンドでもそんなにするんだ!新品とそんなに変わらない。もっと安いのは無いのか聞いてみるも、全部そのくらいの値段だと言う。
「100,000クワチャで探してるんだけど」と言うと、話にならん、という様子で首を振られてしまった・・。

また先へ歩いていくと、おばちゃんがスニーカーを雑然と積み上げて売っている中に、サッカーシューズを発見。値段を聞くと「8000クワチャ(130円)」これまた法外に安い。アディダスの中古品だったけど、サイズが小さい。残念。でも、もっと探せば掘り出し物に出会えそう。

別のサッカーシューズの専門店を発見。店の兄ちゃんに値段を聞いてみると、やっぱり「250,000クワチャ」
「なんでそんなにするのよ?そんな値段だったら、もうちょっと出してマンダヒルで新品を買うわよ!」
「マダーム、ここにあるのはヨーロッパからのオリジナルだよ!マンダヒルで売ってるのは南アフリカあたりからのだろう?」
ヨーロッパからだろうが、南アフリカからだろうが、アディダスはアディダス、ナイキはナイキの工場で製造されてるんだから、クオリティは変わらないと思うんだけど。
「う~ん、でもいいや。自分のじゃなくて、友達から頼まれたんだよね。彼はブッシュの中の小さな村の学生なの。サッカーが好きで毎日練習しているんだけど、ブーツが無いから買ってきてって言われたの。まだ学生だし、裕福な家の子でもないから、100,000クワチャしか予算が無いって・・・」
と、立ち去ろうとしたところ、
「マダム、彼のサイズは?学生だったらそんなにいいやつじゃなくてもいいだろう。これ持ってきな」
と1足渡してくれたのでした。中敷はなくなっていて、状態は良くないけど、これがここで私にできる買物の限界でしょう。

店内の様子。兄ちゃんが靴を入れるビニール袋を取りに行っているのを待っている間に撮りました。タウンでは、基本、スリや泥棒が怖くてカメラを出せないのですが・・。
Sowto Market1

Sowto Market2

目的を達成したら、これ以上ひとりでこんなあぶない場所にいるのはもう十分。足早にマーケットから出ようとしたところ、極小カペンタ(ザンビアの干魚)を売っているお姉さん発見。ハナちゃんが「このサイズだと、日本のちりめんじゃこと同じように食べられるよ♪」と言っていたのだわ、と10,000クワチャ分購入。これもカロモのマーケットには売っていないの。思いがけなく欲しかったものも手に入り、来た甲斐があったと言うものです。

ハナちゃんの家まで帰りついた時は、さすがにホッとしました。
Sowto Market3

ザンビアでは、お買物もときに冒険です。

******

ナミアンガに帰って。さっそく私が持ち帰ったシューズを履いてポーズをとるアリック君(左)とクリスピン(右)。
Alick & Chrispin

クリスピンのシューズは、ルサカでやっぱり250,000クワチャしたって言ってました。アリック君の夢はチポロポロ・ボーイズ(ザンビアのサッカーナショナルチームの選手)になることと、シマと結婚することだそうです。Boys, be ambitious!


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