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ザンビアの一夫多妻制の一例
2012-06-16 Sat 21:16
ザンビアの一夫多妻制について、以前にご紹介しました。(ザンビアは一夫多妻制
先週、ナミアンガクリニックの妊婦検診に来た女性が、助産師のシシリアと長々とトークしていました。
「シマ、彼女は旦那が別のワイフと結婚しちゃったのよ」
!!
彼女は30代、これが5回目の出産で来院していました。第一子は18歳の娘だそうですが
「しかも、その新しいワイフは自分の娘より年下の17歳だっていうのよ」
!!!
「そして彼女の夫は、その新しいワイフに毛布が必要だからって言って、彼女の使っていた毛布を取り上げて行っちゃったんですって。だから彼女は今毛布なしで寝なくちゃいけないのよ」
それはヒドい。彼女は妊婦で、しかも今は一番寒い季節。夜の気温は10℃以下なのに・・・

彼女が出て行った後、シシリアに、彼女に最後、なんて言ってあげたの?と聞くと
「Don't fight with him. 彼女の心が痛くなるから。もうすでに十分痛いのに」

シシリアは「その17歳の娘はデヴィルだったのよ。彼は誘惑されちゃったのね」と言っていましたが、私に言わせれば、そりゃ無いでしょう、シシリア!
その娘が多少モラルに欠けていたとしても、17歳の女の子の無知、人生経験の無さ、人の心を思いやる力の弱さ、状況を慎重に見抜く視点の弱さと、大人の男の責任とを天秤にかけて考えれば、どちらに問題があるかは一目瞭然。それでもここでは、夫の不貞の非を相手の女性に求める傾向が強いのでしょうか・・。そして、そんな夫に対しても、Don't fight with him、と黙って耐えているのが一般的なのでしょうか。

彼女はシシリアと話している間、口調を荒げるでもなく、泣くでもなく、普通に会話をしているだけのように見えたけれど、ザンビア人の物腰は比較的穏やかで、怒るシチュエーションの時にも、面と向かって相手を強い態度で非難しない人も多いので、彼女もきっとそうなんでしょう。でも彼女の心は十分ズタズタに傷ついているはず。
私は同じ女性として、Don't fight with him、じゃないでしょ、She should fight for her right!こんな状況に黙って甘んじるなんてありえない!と思ってしまい、
「実家に帰る」「弁護士を立てて慰謝料の請求を考える」など、とるべき手段は何か?と即座に考えてしまったけれど、この国ではそれは現実的ではないのが現実なんだ、と心の中で振り上げた拳をヘナヘナと下ろしてしまいました。
「・・・・・もし私が彼女だったら、死んじゃうわ、 ハートが痛すぎて」
と言うと、シシリアも
「Oh ! シマ、私もそうよ、死んじゃうわ!」
いくら一夫多妻制が伝統的にあるからって、女心はみんな一緒。ハートが痛くない、なんてことはない。


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